ハイカラな街並み、歴史、ミュージアム

神戸旧外国人居留地には、多くの美しい建物があります。
少し歩くと、あなたはミュージアムと史跡に出会えます。

ミュージアム
Museum

神戸市立博物館

Kobe City Museum

1935年に建てられました。当時は銀行として使われました。
1982年に博物館に改築され、神戸の歴史、国際交流の歴史に関する貴重な資料を展示しています。

とんぼ玉ミュージアム

Kobe lampwork glass museum

古代から現代までのガラス工芸作品を展示しています。ガラス工芸品を作る体験もできます。

Area MAP

レトロ建築
Nostalgic Buildings

旧居留地38番館

The Former National City Bank Bldg.

建物の正面にイオニア式の4本の円柱があります。建物の両端は石積みを目立たせたアメリカン・ルネッサンス様式です。

  • ■1929年完成
  • ■鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て
  • ■設計:ヴォーリズ建築事務所

ニッケビル

Nikke Bldg.

1階は御影石で建設されています。乳白色のタイルは2階以上に貼られていました。現在タイルの剥離を防ぐため、壁にアルミニウム板が付けられています。

  • ■1937年完成
  • ■鉄筋コンクリート造6階建
  • ■設計:竹中工務店

あいおいニッセイ同和損保神戸ビル

Aioi Nissay Dowa Insurance Kobe Bldg.

保険会社ビルとして建てられたアメリカンスタイルのビル。1階から3階に届く美しいプロポーションをもつ縦長のアーチ窓は、ロマネスク調で仕上げられています。

  • ■1935年完成
  • ■鉄筋コンクリート造4階建
  • ■設計:長谷部竹腰建築事務所

シップ神戸海岸ビル

旧海岸ビルは鉄筋コンクリート造4階建で、当時ウィーンの新建築運動であったゼツェッションの影響を強く受けています。阪神・淡路大震災後に改築されました。

  • ■1918年完成、1998年改築
  • ■鉄筋鉄骨コンクリート造15階建
  • ■河合浩蔵(Kawai Kozo)【改築】竹中工務店

商船三井ビルディング

Mitsui O.S.K.Lines Bldg.

海運業界が栄えた時代に建てられたアメリカン・ルネサンス様式の建物です。外壁は石積みで、優美な印象を与えています。近年、耐震のため改修されました。

  • ■1922年完成
  • ■鉄骨鉄筋コンクリート造7階建
  • ■設計:渡辺節建築事務所

旧神戸居留地15番館

Bldg. No.15
(The Former American Consulate Bldg.)

居留地時代の唯一残る建物で、コロニアルスタイルの商館です。南側にベランダがあり、屋根は日本のスタイルです。阪神・淡路大震災で全壊しましたが、耐震構造で復元されました。国の重要文化財に指定されています。

  • ■1880年ごろ完成
  • ■木骨煉瓦造2階建
  • ■設計:不詳

神港ビルヂング

花崗岩を外壁に貼っています。南東角にアールデコ調の塔屋があり、東側入口には木製の回転扉があります。海岸通の景観のアクセントになっています。

  • ■1939年完成
  • ■鉄骨鉄筋コンクリート造8階建
  • ■設計:木下建築事務所

チャータードビル

The Former Chartered Bank Kobe Branch Bldg.

建物の正面中央に3本のイオニア式円柱があります。3階と4階は屋根階(Attic)になっているため、デザインは簡潔です。庇デザインは東と西で異なり、躍動感が表現されています。

  • ■1938年完成
  • ■鉄筋コンクリート造4階建
  • ■設計:J.H.モーガン

史跡
Historical Sites

旧三菱銀行 柱頭

The remains of the top part of the stone column of the Former Mitsubishi Bank Bldg.

三菱銀行三宮支店(現三菱UFJ銀行神戸支店)の柱頭部分が残されています。建物の正面玄関にあった獅子のブロンズ像は、神戸ダイヤモンドビルのエントランスホールに移設されています。

居留地内の門柱

The gate post of Lot No.68.

H.ショニング(H.Shoening)は、1882年ごろに68番地に住んでいました。この門柱はその住居にあったと考えられています。このほかにも、旧居留地内には同じ形の門柱が幾つか残されています。

124番の碑

The remains of the brick wall at Lot No.124

124番地は税関に近かったため、赤レンガの倉庫として使用されていました。第1次世界大戦時に、外国人の商人たちは母国に帰りました。その後、兼松商店(Kanematsu Co.)が、本店の通用門を修復しました。

108番 近藤商店

The remains of Kondo & Co. Ltd. Bldg.

古いレンガ造りの建物の一部が残されています。窓枠は御影石を三角に組んで重量を支えています。レンガは現在のものよりも薄いものが用いられています。社名板は1933年ごろのものです。

居留地の下水道

The first modern sewage system in Japan

下水道管は神戸付近で焼かれたレンガを使っています。円形管と卵形管が、南北道路に沿って6本(1880m)敷設されました。近代下水道としては日本で最古のものです。現在でもその一部は下水道の雨水幹線として使われています。

旧居留地の歴史
  • 旧居留地40番地 大丸 神戸店
  • 神戸旧居留地 高砂ビル
  • 日本ビルヂング
  • 神戸市立博物館
  • 日本真珠輸出組合
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