ハイカラな街並み、歴史、ミュージアム

神戸旧外国人居留地には、多くの美しい建物があります。
少し歩くと、あなたはミュージアムと史跡に出会えます。

ミュージアム
Museum

神戸市立博物館

Kobe City Museum

1935年に建てられました。当時は銀行として使われました。
1982年に博物館に改築されました。神戸の歴史、国際交流の歴史に関する貴重な資料を展示しています。
※2019年11月2日オープン

とんぼ玉ミュージアム

Kobe lampwork glass museum

古代から現代までのガラス工芸作品を展示しています。ガラス工芸品を作る体験もできます。

Area MAP

レトロ建築
Nostalgic Buildings

旧居留地38番館

The Former National City Bank Bldg.

建物の正面に、イオニア式の4本の円柱があります。建物の両端は、石積みを目立たせた。アメリカン・ルネッサンス様式です。

  • ■1929年完成
  • ■鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て
  • ■設計:ヴォーリズ建築事務所

ニッケビル

Nikke Bldg.

1階は御影石で建設されています。乳白色のタイルは、2階以上に貼られていました。現在、アルミニウム板が建物に付いています。タイルの剥離を防ぐためです。

  • ■1937年完成
  • ■鉄筋コンクリート造6階建
  • ■設計:竹中工務店

あいおいニッセイ同和損保神戸ビル

Aioi Nissay Dowa Insurance Kobe Bldg.

当初から保険会社ビルとして建てられたアメリカンスタイルのビル。1階から3階に届く縦長のアーチ窓はロマネスク調で仕上げられ、美しいプロポーションをもっている。

  • ■1935年完成
  • ■鉄筋コンクリート造4階建
  • ■設計:長谷部竹腰建築事務所

シップ神戸海岸ビル

旧海岸ビルは鉄筋コンクリート造4階建で、当時ウィーンの新建築運動であったゼツェッションの影響を強く受けている。阪神・淡路大震災後に改築。

  • ■1918年完成、1998年改築
  • ■鉄筋鉄骨コンクリート造15階建
  • ■河合浩蔵(Kawai Kozo)【改築】竹中工務店

商船三井ビルディング

Mitsui O.S.K.Lines Bldg.

海運業界が栄えた時代に、建てられました。アメリカン・ルネサンス様式の建物です。外壁は石積みです。優美な印象を与えています。近年、耐震のため改修されました。

  • ■1922年完成
  • ■鉄骨鉄筋コンクリート造7階建
  • ■設計:渡辺節建築事務所

旧神戸居留地15番館

Bldg. No.15
(The Former American Consulate Bldg.)

これは、居留地時代の唯一残る建物です。コロニアルスタイルの商館です。屋根は日本のスタイルです。南側にベランダがあります。阪神・淡路大震災で全壊しました。耐震構造で復元されました。国の重要文化財に指定されています。

  • ■1880年ごろ完成
  • ■木骨煉瓦造2階建
  • ■設計:不詳

神港ビルヂング

花崗岩を、外壁に貼っています。南東角に、アールデコ調の塔屋があります。この建物は、海岸通の景観のアクセントになっています。 東側入口には、木製の回転扉があります。

  • ■1939年完成
  • ■鉄骨鉄筋コンクリート造8階建
  • ■設計:木下建築事務所

チャータードビル

The Former Chartered Bank Kobe Branch Bldg.

建物の正面中央に、3本のイオニア式円柱があります。3階と4階は、屋根階(Attic)になっています。そのため、デザインは、簡潔です。庇デザインは、東と西で異なります。これが、躍動感を表現しています。

  • ■1938年完成
  • ■鉄筋コンクリート造4階建
  • ■設計:J.H.モーガン

日本真珠会館

Japan Pearl Hall

1階に黒御影石を用いている。2階以上に乳白色のタイルを用いている。日本真珠会館とポートタワーは、日本モダニズム建築100選に選ばれました。

  • ■1952年完成
  • ■鉄筋コンクリート造4階建/地下
  • ■設計:兵庫県営繕課

史跡
Historical Sites

旧三菱銀行 柱頭

The remains of the top part of the stone column of the Former Mitsubishi Bank Bldg.

三菱銀行三宮支店(現三菱UFJ銀行神戸支店)の柱頭部分が残されています。建物の正面玄関にあった獅子のブロンズ像は、神戸ダイヤモンドビルのエントランスホールに移設されています。

居留地内の門柱

The gate post of Lot No.68.

H.ショニング(H.Shoening)は、1882年ごろに68番地に住んでいました。この門柱は、その住居にあったと考えられています。このほかにも、旧居留地内には、同じ形の門柱が幾つか残されています。

124番の碑

The remains of the brick wall at Lot No.124

124番地は赤レンガの倉庫として使用されていました。理由は、税関に近かったからです。第1次世界大戦の時に、外国人の商人たちは母国に帰りました。その後、兼松商店(Kanematsu Co.)が、本店の通用門を修復しました。今、その跡が残っています。

108番 近藤商店

The remains of Kondo & Co. Ltd. Bldg.

古いレンガ造りの建物の一部が残されています。窓枠は、御影石を三角に組んで重量を支えています。レンガは現在のものよりも薄いものが用いられています。社名板は1933年ごろのものです。

居留地の下水道

The first modern sewage system in Japan

下水道管は、神戸付近で焼かれたレンガを使っています。円形管と卵形管が、南北道路に沿って、6本(1880m)敷設されました。近代下水道としては日本で一番古いものです。現在でもその一部は、下水道の雨水幹線として使われています。

旧居留地の歴史
  • 旧居留地40番地 大丸 神戸店
  • 神戸旧居留地 高砂ビル
  • 日本ビルヂング
  • 神戸市立博物館
  • 日本真珠輸出組合
ページトップへ戻る